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 02月

長野の伝統建築「本棟造り」の別荘 2

江戸時代ころから庄屋の家として多く建てられたという本棟造りの民家。

その主な特徴は、間口8間、大屋根を持つ外観と玄関を中央にとり、両側にそれぞれの小部屋を配置するという間取りにあります。
現在も長野県に行くと目にすることが出来るダイナミックな印象の日本民家です。
その和風の要素とログハウスの洋風のイメージをいかに美しく、違和感なく一つの建物の中に融合させるか、そこがこのログハウス建築の際の難関であり、一番おもしろいところだったそうです。
この設計・施工を担当したメーカーの方は、
「設計者、ビルダー、大工、左官屋、電気屋・・・すべての人のアイデアを随所に取り入れました。特に大工さんの力なくしてはこの家は建てられなかったかもしれませんね」
と、建築時の苦労や思い出を語ってくれました。
何でも30枚の図面を提出し、照明や設備機器、建具などの選択も慎重に行い、設計に約2ヶ月、刻みはじめから完成まで約4ヶ月かかったそうです。
細かいところまで気を配ったこの別荘は、ご夫婦にとってもメーカーや施工に携わった方にとっても思い出深い自信作であると言えそうです。

別荘として使用するのならば、機能性を重視するよりも、ゆとりのある空間を充分にとり、リラックスできる家がいいでしょう。
そんな別荘ならではの造り、それがこの猾Ц庵瓩任后
ロフトに特に部屋を設けず収納スペースとし、平屋の造りで、広々とした空間を思い切り自由に使っています。

例えば玄関。
家の中央に位置する2間の幅の引き戸を開けると、玄晶石を敷き詰めた広い土間、そしてホール、このスペースだけで8畳分はあると言うから驚きです。
見上げると直径1メートルくらいはあるでしょうか、和紙で出来た球形の照明、そしてこのログハウスの最大の見所である口径30センチのダグラスファーの丸太の木組みが目に飛びこんできます。
金物を一切使わない、伝統のホゾ組みを駆使して作った日本大工の技巧を存分に味わえる小屋組みです。
接合金物を使った建築物より、仕口で組んだ家の方が強度も強いといわれ、しかも見た目にも美しいのです。