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12月暖かい冬を迎えるためのストーブ学
赤く揺らめく炎、薪がパチパチとはぜる音、ストーブを囲んでの団らんは、なぜか自然と話も弾みます。
冬のリビングはやはり薪ストーブ。
ログハウスで迎える冬。
今年も暖かく過ごせるよう、もうそろそろ冬の準備をする季節ですね。
あなたのログハウスの薪ストーブは、もう準備OKですか?
本格的な寒さが訪れてきて、薪ストーブが始動する前にやっておきたいこと、知っておくと便利なこと、実はいろいろあるのです。
薪ストーブとの上手なつきあい方をここでちょっと考えてみましょう。
まず、火を入れる前に確認しておきたいこと。
春にオーバーホールしたとはいえ、夏の間には使わずにおいてあったわけですから、傷んでいる箇所があるかもしれません。
特にこの時期には、煙道は腐食してないか、煙道上部のフラッシングは緩んでいないか、煙道内にすすやタールがたまっていないかなど、一通り点検しましょう。
天井や壁に雨水などのシミがあったら要注意です。
それから、煙道の上部の出入口によく鳥やハチが巣作りをしていることがよくあります。
これもちゃんと見ておく必要がありそうですね。
さて、次に燃料となる薪のチェック。
一冬超すために充分な薪の量はもう確保してありますか?
薪ストーブ用の薪として、一番熱効率が高いとされているのは1シーズン、約1年間乾燥させた「カタ木」と呼ばれるなら、楓、桜、椚などの広葉樹だと言います。
充分に乾燥していない薪は、すすやタールの発生する原因となり、逆に2シーズン以上乾燥させたものだと発熱量が低下してしまうのです。
また「カタ木」は、火が長持ちして樹脂分が少ないので、すすやタールが発生しにくいという利点もあります。
こんな薪の選び方一つでもストーブの暖かさは違ってくるものなのです。
いよいよ冬の幕開けです。
今年はどんな冬のドラマが待っているのでしょうか。